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子どもの過剰摂取も防げる! 簡単おいしい低糖質スイーツ5

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 撮影/矢部ひとみ

2018.05.11

最近、耳にする機会が増えた“糖質制限食”。体のエネルギー源となる3大栄養素の“たんぱく質”、“脂質”、“糖質”のうち、糖質の摂取量を制限する食事法のことです。糖尿病など血糖値が心配な人だけでなく、ダイエット中や妊娠中の人などにも注目されています。

「糖質として摂取量に注意したいのは、特に白砂糖、菓子類、白米、白パン、麺類など、精製糖質の食品ですね」と語るのは、千葉県浦安市にある佐野産婦人科医院で、管理栄養士を務める加藤さおり先生。

「肥満の人が糖質制限食を始めると、速やかに体重が減り始め、理想体重になったところで安定します。また、健康な人でも、食前・食後の血糖値が低いときと高いときの差である血糖変動幅が小さくなり、生活習慣病の予防にもつながります」(加藤先生)

加藤先生によると、糖質制限を行う際は、筋肉をつくる元となるたんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランスよくとることも重要なのだとか。また、十分にエネルギーをとる必要があると指摘する加藤先生ですが、同時に、幼少期の子どもの食生活においては、糖質制限を意識することも意義があるとおっしゃいます。

「小さいうちから糖質を過剰摂取すると、生活習慣病のリスクが高まります。そのため、砂糖がたっぷり入った甘いおやつや、飲料のとりすぎには注意が必要です。一方、幼少期はカラダの土台をつくる大事な時期なので、良質な脂質やたんぱく質を増やすことや、厚生労働省が提唱している推定エネルギー必要量をとるようにしてほしいですね」(加藤先生)

とはいえ、子どもたちは甘い物が大好き。ママやパパとしては、糖質を抑えながらも、おいしいおやつを楽しんでもらいたいですよね。

そこで今回は、糖質を大幅にカットした手づくりおやつのレシピをご紹介します。レシピを教えてくれたのは、Facebookグループ「糖質制限」を運営し、日常的に糖質制限を実践している主婦の引土亜季さんです。

 


◆糖質制限おやつには、砂糖の代わりに甘味料を使用します。今回ご紹介する「マヨネーズロール」と「豆乳だけプリン」には、0kcal(キロカロリー)で天然由来のステビア甘味料を。「琥珀糖」「焼きドーナツ」「シガレットクッキー」には、0kcalで天然由来のラカンカ甘味料(エリスリトールとラカンカ抽出物が原材料)を使用しました。ステビア甘味料もラカンカ甘味料もインターネット通販などで簡単に入手できます。

※レシピにある糖質量は、ステビア甘味料とラカンカ甘味料を除いたものです。 

 

 

Recipe 1

しっとりふわふわがクセになる!

マヨネーズロール(糖質1.1g)

エネルギー 166kcal、たんぱく質 4.9g、脂質 14.9g<1/4ロールあたりの栄養成分>

「マヨネーズには、加熱によってたんぱく質が固まるのを防ぐ性質があります。そのため生地に加えると、簡単にふわふわのロールケーキに仕上がります。また、マヨネーズのコクもプラスされるので、お腹にたまって満足感を得られるのもポイントです」(引土さん)

 

材料(1本分/約24×17cmのバットを使用)

卵(Mサイズ)…2個

アーモンドプードル…15g

おからパウダー…15g

ベーキングパウダー…2g

ラカンカ甘味料…30g

マヨネーズ…15g(カロリーカットタイプではなく一般的なもの)

湯…60ml

バニラオイル…適量

ラカンカ甘味料と水を1:1で溶いたもの…適量

ラム酒・もしくは好みのリキュール…適量
※子どもが食べる場合はバニラオイルを使用

生クリーム…70ml

ステビア甘味料(生クリーム用)…3〜4g

 

つくり方

(1)卵は卵白と卵黄とに分けておく。ポリ袋にアーモンドプードル、おからパウダー、ベーキングパウダーを入れ、それぞれが混ざるようによく振っておく。

(2)ボウルに卵白とラカンカ甘味料20gを入れ、泡立て器でツノが立つまで泡立ててメレンゲをつくる。

(3)ボウルに卵黄と残りのラカントホワイト、マヨネーズを入れ、白っぽく“もったりする”まで泡立て器で混ぜる。

(4)オーブンを190℃に予熱しておく。

(5)(3)のボウルにポリ袋の粉類を入れ、練るように混ぜる。少しずつお湯を加え、さらに混ぜ合わせ、バニラオイルを加える。

(6)(5)のボウルに(2)でつくったメレンゲをひとすくい入れ、よく混ぜる。

(7)残りのメレンゲをすべて入れ、メレンゲをつぶさないようさっくり混ぜる。

(8)クッキングシートを敷いたバットに(7)の生地を流し入れ、バットを15cmくらいの高さから落として空気を抜く。

(9)予熱したオーブンの庫内温度を180℃に下げ、13分間焼く。

(10)生地が焼きあがったら、生地の表面にラカンカ甘味料と水を1:1で溶いたもの、ラム酒や好みのリキュール(子ども向けにはバニラオイルで代用)を入れたシロップをハケで塗る。その後、ラップをして冷ます。

(11)生クリームにステビア糖を入れ、しっかりツノが立つまで泡立てる。

(12)生地が冷めたら生クリームを塗る。巻きはじめは生クリームを多く載せ、巻き終わりに向けて徐々に薄くなるよう伸ばす。巻き終えたらラップをし、冷蔵庫で30分ほど寝かしてから切り分ける。

 

★Point メレンゲをつぶさない

「2度目に残りのメレンゲをすべて入れた後は、さっくり混ぜることが肝心です。混ぜすぎて泡をつぶさないようにするのが、ふっくら仕上げるコツですよ」(引土さん)

 

【次のページは】SNS映えする琥珀糖&バターの風味が広がる焼きドーナツ

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