How To

好きな材料でつくる「自家製グラノーラ」と簡単おやつ

文/ニクイねぇ! PRESS編集部 撮影/山本雅世

2018.07.09

忙しい朝やあまり食欲のない日の栄養補給から、子どものおやつまで重宝するシリアル食品の“グラノーラ”。そもそもグラノーラとは、オートミールと好みのナッツやドライフルーツを合わせて焼き上げたもので、コーンフレークのように牛乳をかけて朝食にいただくのが一般的です。市販のものもたくさん売られていますが、実は“混ぜてオーブンで焼くだけ”という簡単な工程で、自家製のグラノーラがつくれるのです。自家製なら、甘みを調節できたり、好きな材料を入れられたりとアレンジが効くので、好みの味に仕上げることができます。

ここでは、基本となるグラノーラのつくり方と、基本のグラノーラを使ったアレンジおやつを、料理ライターの吉川愛歩さんに教えてもらいました。

 

Recipe 1

まずはベーシックなものから!

基本のグラノーラ

「わが家では、ビンいっぱいにこのグラノーラをつくり置きしています。朝食はもちろん、おやつや小腹がすいたときに食べたり、友人が来たときのおみやげにしたりすることもあります。かぼちゃやさつまいもの煮物にパラパラとかけて食べるのもお気に入りです」(吉川さん)

材料(つくりやすい分量)

くるみ…50g

アーモンド…50g

ドライフルーツ(いちじくやレーズンなど)…90g

オートミール…150g 

ココナッツオイル…30g

メープルシロップ…30g

 

★Point 1 材料は好みに合わせて選ぶ

「私がよく使う材料は、(写真左上から時計回りに)いちじく、パンプキンシード、クコの実、なつめ、レーズン、チアシードです。キヌアやライスパフ、オレンジピール、カカオニブ、チョコレートなどを加えると、また違った風味を味わえます」(吉川さん)

 

つくり方

(1)くるみ、アーモンド、ドライフルーツは細かく刻んでおく。

(2)オートミールとくるみ、アーモンドをボウルに入れ、液状に溶かしたココナッツオイルとメープルシロップをかけてよくなじむまで混ぜる。

(3)天板にクッキングシートを敷き(2)を平らにならす。

(4)三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」の設定を、[オーブン][予熱なし]170℃にし、35〜40分間焼く。焼きはじめて20分たったら、一度、扉を開けて、フライ返しで天地を返すように混ぜる。

(5)きつね色にこんがり焼けたら、そのままあら熱をとる。

(6)冷めたらドライフルーツを混ぜる。

 

★Point 2 丁寧にしっかりと混ぜる

「混ぜているうちに、オートミールがオイルとメープルシロップをしっかり吸って、しんなりとしてきます。へらで押しつけながら浸透させてから焼くことで、ザクッとした歯ごたえに仕上がります」(吉川さん)

 

★Point 3 きつね色になるまで焼き上げる

「オーブンによって加熱時間は異なりますが、しっかりときつね色になるまで焼いてください。くるみやアーモンドが香ばしくなりますよ」(吉川さん)

 

焼き上がったグラノーラを保存する場合は、必ずしっかりと冷めた後に、ビンやタッパーなどの保存容器にシリカゲル(乾燥剤)といっしょに入れます。2〜3週間をめどに食べきりましょう。

 

 

Recipe 2

基本のグラノーラでつくる

すぐに食べられる栄養補助おやつ

スパイシーグラノーラバー

「きな粉も入った腹持ちのいいバーです。バッグのなかに忍ばせておくと、子どもが『お腹空いたー!』とぐずったときでも、すぐ口に入れてあげられ、口さみしいときにも満足感を得られます」(吉川さん)

 

材料(天板1枚分)

基本のグラノーラ…150g

きな粉…50g

豆乳…50g

ココナッツオイル…大さじ2

スパイス(ナツメグ、シナモン、カルダモン)…各2g

塩…小さじ1

 

つくり方

(1)材料を手で押さえつけるように、すべてボウルのなかで混ぜる。

(2)天板にクッキングシートを敷き、(1)を平らにつぶしながら広げる。しっかり固まるように、すき間をあけない。

(3) ZITANGの設定を、[オーブン][予熱なし]180℃にして15分間焼き、天板に置いたままあら熱をとる。

 

★Point 生地をまとめるように混ぜる

「ぼろぼろしないよう、まとまってひとつの生地になるように混ぜていきます。うまくまとまらない場合は、様子を見ながら豆乳を小さじ1ずつ足してみてください」(吉川さん)

 

 

Recipe 3

基本のグラノーラでつくる

お腹にしっかりたまるおやつ

コーヒーゼリーと煮豆のパフェ

「甘さ控えめで、ティラミスのような風味の、ちょっぴり大人の香りがするおやつです。すべての層が一度に味わえるよう、長いスプーンで下まですくって食べてみてください」(吉川さん)

 

材料(つくりやすい分量)

濃いめに淹れたコーヒー…200cc

粉ゼラチン…5g

 

マスカルポーネチーズ…大さじ2

ヨーグルト…大さじ2

てんさい糖…大さじ1(マスカルポーネ用)

 

お好みの豆(緑豆、レンズ豆、うずら豆など)…50g

てんさい糖…大さじ2(煮豆用)

塩…小さじ1

 

基本のグラノーラ…50g

飾りのいちご、ミント…適量

 

つくり方

(1)熱いコーヒーに粉ゼラチンを入れたら、泡立て器でよく混ぜて溶かし、タッパーなどに入れてゼリーをつくる。あら熱がとれたら、冷蔵庫で固まるまで1時間ほど冷やす。

(2)マスカルポーネチーズとヨーグルト、てんさい糖を合わせて混ぜておく。

(3)豆は柔らかくなるまで煮て、煮豆用のてんさい糖と塩で味つけし、水気を飛ばしておく。

(4)パフェグラスに、グラノーラ、(1)、(2)、(3)の順に盛りつけ、グラノーラとフルーツ、ミントを飾る。

 

★Point ゼリーとマスカルポーネの層は厚みを持たせる

「水分のないグラノーラをたくさん入れてしまうと、カサカサした食べづらいパフェになってしまいます。ゼリーとマスカルポーネをたっぷり入れることで、しっとりとし、のどごしがよくなります」(吉川さん)

 

見た目よりもずっと手軽につくれるグラノーラは、入れる具材によって味わいが変わります。いろいろな食材を使い、好みの味を見つけてください。

 

 

教えてくれた人

吉川愛歩さん

ライターときどき料理人。2歳男の子と10歳女の子のママ。書籍や雑誌、Webなどで執筆するかたわら、子どものアレルギーを通じてグルテンフリーやヴィーガンを学び、カラダにやさしいレシピ考案やケータリングをしている。

 

 

 

【参考リンク】三菱レンジグリル「ZITANG(ジタング)」 

http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/rangegrill/

 

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