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「結露」はなぜ起きる? 窓に水滴がつく理由と賢い対処法

文/ニクイねぇ!Press編集部 写真/PIXTA

2016.03.18

朝、目が覚めて窓を見たら、ガラスには水滴がびっしり。おまけにカーテンがべったりくっついて……。爽やかな気分も台無しです。

とっても不快なこの現象は「結露」と呼ばれ、住まいの大敵です。

部屋の中からは問題なく見えても、壁の間や屋根裏など、目に見えないところで結露が起きてカビが発生することも。放っておくとカビが人体に悪影響を及ぼす恐れもあります。特にお子さんがいるご家庭では心配ですよね。 

そもそもなぜ結露が起きるのか、ご存じですか?

 

■空気がカラカラでも、窓に水滴がつくのはなぜ?

結露は、湿度が100%になると発生します。

湿度が高いと聞くと、梅雨時や夏のモワッとした暑いシーズンを思い出す方も多いのではないでしょうか。でも、湿度が30%を切るような乾燥した冬の時期に、空気がカラカラなのに窓にびっしりと水滴がついてしまいますよね。なぜでしょうか?

それは、部屋全体の湿度が100%でなくても、窓ガラス表面の近くだけ湿度が100%になってしまうからです。実は、結露の発生には温度も関係するのです。

たとえば、氷水を入れたコップのまわりには、水滴がつきますよね。これはコップ周辺の空気が急激に冷やされ、部屋の空気中の水蒸気が液化し、コップの表面に水滴となって出てきているのです。この現象が、特に冷えやすい窓際や壁で起こりやすくなっています。

 

結露を抑えるにはどうしたらいい?

結露を起こさないようにするには、温度を高めに、湿度を低めにしておくことが大事です。

結露を抑えられる湿度のめやすは、50%程度です。湿度計を用意して、各部屋の湿度を計測してみてください。南側の部屋と北側の部屋では、温度と湿度は大きく異なっていることがあります。各部屋の状況を確認しておきましょう。

湿度を下げる簡単な方法は、空気を部屋の外に追い出すことです。冬はちょっと寒いかもしれませんが、空気の入れ替えを行いましょう。結露が気になる時期は、常にトイレやお風呂の換気扇を回しておくと、結露が発生しにくくなる場合があります。24時間換気があるご家庭は、ぜひ利用してくださいね。

ソファやクローゼット、家具の裏側なども結露が発生しやすい場所です。こまめに押入れやクローゼットを開けて空気の入れ替えを行ってください。

また、家具は壁にぴったりとくっつけるのはNG。5~10cm程度の間を開けて空気の通り道を作っておくと、カビが発生しにくくなります。

窓の結露が気になるなら、窓に気泡緩衝材(プチプチ)や専用の結露防止シートを貼るのも効果があります。

注意したいのは、室内排気タイプの石油ファンヒーターやガスファンヒーターです。これらは多くの水蒸気を発生させるので、特に結露が発生しやすい家では、一般的にはエアコンの暖房がおすすめと言われています。

 

■結露も、喉が乾燥するのもイヤ。そんなときは?

乾燥する時期は、特に喉の乾燥が気になる方にとってはつらいもの。就寝時に加湿器をつけておきたいという方も多いでしょう。

でも、加湿器で部屋全体の湿度を上げると、どうしても結露が発生しやすくなってしまいます。いったいどうすれば…?

そんな場合に便利なのが、顔まわりだけをピンポイントで加湿できる「パーソナル保湿機」です。お肌はしっとり、喉もうるおって呼吸もラクに。

ポイントは、部屋全体の湿度を上げるわけではないため、結露が発生しにくいこと。うるおいながらも結露を抑え、快適に眠ることができるのです。

■三菱電機 パーソナル保湿機 SH-KX1

 

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