How To

寒くなる前に絶対やりたい!
暖房使い始め時期の「エアコン簡単お手入れ」

文/滝田勝紀 写真/下城英悟(GREEN HOUSE)

2018.11.05

猛暑だった今年の夏は、エアコンが冷房モードでフル稼働していたのではないでしょうか。しかし、台風がいくつか過ぎ去ったとたん、気温がグッと下がって過ごしやすくなり、エアコンもひと休み。朝晩が肌寒くなってくると、久々にエアコンのリモコンを手にとって、暖房モードで部屋を暖かくして過ごしたくなりますよね。

そんな時に気をつけておきたいことがひとつ! そのエアコン、夏が終わってからお手入れをしましたか? 

見た目ではわかりませんが、夏にフル稼働したエアコンの内部は、溜まったホコリと、内部に発生してしまったカビなどが多く潜んでいます。これらを処理しないまま暖房モードに切り替えてしまうと、汚れが温風に乗って部屋中に拡散。久しぶりに稼働させた際、不快なニオイがするのはこれが原因です。また、掃除をしていないエアコンは、運転効率が下がって電気料金が上がることも。いいことはひとつもありませんね……。
だから、エアコンはシーズンのはじめにお手入れをするのがおすすめです!

そこで今回は、三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰Zシリーズ」を例に、暖房運転をする前にやっておきたい、エアコン内部のお掃除方法をご紹介します。

ちなみに、この霧ヶ峰Zシリーズは、エアコン内部(熱交換器、ファン、通風路)に汚れにくいコーティングがされており、さらに簡単にお手入れが可能です。

霧ヶ峰Zシリーズなら、汚れにくい上に、全自動掃除機能付き!さらに、自分で中まで簡単にお掃除できるから、清潔さにこだわりたい方にオススメです。

 

●エアコン掃除の要チェックポイント

さて、一般的にエアコンで汚れやすい部分は、主にフィルター、通風路、熱交換器、ファンの4箇所。これらにはホコリだけでなく、空気中に漂っていた油分も吸い込まれ、溜まっています。逆にいえば、これらを重点的に掃除すればいいのです。では、順に解説していきましょう。

 

●まずはフィルター!

始めに、フィルターを掃除します。エアコンには複数のフィルターがあります。ちなみに「霧ヶ峰Zシリーズ」の場合、エアフィルター(抗菌・撥油フッ素フィルター)と、空気清浄フィルター(帯電ミクロフィルター)の2種類が装着されています。

各フィルターの外し方の詳細や、その後の取り付け方については、取扱説明書などでご確認ください。

 

<エアフィルター>抗菌・撥油フッ素フィルター

ホコリを掃除機で吸い取るか、水洗いした上で、柔らかい布で水分を拭き取り、風通しのいい日陰で乾かしましょう。

 

<空気清浄フィルター>帯電ミクロフィルター

掃除機で表側のホコリを吸い取ります。
ちなみにフィルターの「自動おそうじ機能」が搭載されているモデルであっても、お掃除をするのがおすすめです。

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自動でフィルター掃除をしてくれるエアコンは「お掃除をしなくてもいいもの」と思っている人も多いのでは?それ実は間違いです。一般的に自動でお掃除してくれるのは「フィルター」だけ。フィルター以外にもお掃除すべき場所がまだまだあるのです。今回は「自動おそうじ機能」付きエアコンのお掃除方法について、三菱電機の方にうかがいました。

 

さらに、フィルターおそうじメカが集めたゴミが溜まっている左右のダストボックスから、ゴミを捨てるのも忘れずに。「霧ヶ峰Zシリーズ」は、前面の取っ手を持ってストッパーをスライドしたら、取っ手を手前に引き出し、矢印の方向に取り出します。

 

●内部の掃除は通風路→熱交換器の順で!

お掃除したフィルターを乾かしている間に、今度はエアコン内部を掃除していきます。内部のお手入れは難しいというイメージがありますが、「霧ヶ峰Zシリーズ」の場合、前面パネルやフラップなどのパーツを取り外せるようになっているため、短時間で簡単にお掃除できるんです。

 

 

<通風路&フラップ、ファン>

 前面パネルや上下風向フラップは、外した後に丸洗いできます。「霧ヶ峰Zシリーズ」の場合、左右風向フラップを引き出すと奥まで手を入れられます。通風路はもちろん、ファンにも無理なく手が届き、布などで簡単に拭き掃除ができるのです。ただしファンを拭くのは、安全のため、エアコンを完全に停止させてから行いましょう。また、ベンジンや磨き粉などは使用せず、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を布に含ませ、優しく拭いてください。デリケートな部分でもあるので、強い力をかけて拭いてしまうと割れる恐れがあります。あくまでソフトに掃除しましょう。

 

 

<熱交換器>

その後、フィルターおそうじメカを丸ごと取り外し、鈍く光るアルミの部分=熱交換器から、ホコリなどを取り去ります。

「霧ヶ峰Zシリーズ」の場合、ホコリや汚れがつきにくい「ハイブリッドナノコーティング」を熱交換器、ファン、通風路に施しているため、1年を通じて清潔な状態をキープできます。とはいえ、元々汚れがつきにくい仕様にはなっているものの、ゼロではありませんから、掃除機などで熱交換器の表面を吸い取っておきましょう。また、市販のエアコン洗浄スプレーは、成分によって表面のコーティングを落としてしまう恐れがあるため、使用はおすすめしません。

 

 

さらに掃除が終わって、部品などをすべて元どおりに戻したら、今度はエアコンの「内部クリーン運転」を実施します。この機能では、暖房運転開始時のスタート脱臭に加え、暖房運転終了時に約10分間の「カビクリーンシャワー」を自動で行います。

設定方法は付属のリモコンで、内部クリーンモードを「入」にするだけと簡単です。カビクリーンシャワーは、エアコン内部の湿気を乾燥させるための機能で、最長10分間の弱暖房運転を行います。そのため部屋の温度が2°〜3°C上がったり、湿度が上がったりすることがあります(冷房・除湿・ランドリー運転後)。また、内部クリーン運転中は“シュー”とか“ジリジリ”といった音がすることもありますが、故障ではないのでご安心を。

ちなみに同機能は、冷房運転時にも作動可能。運転スタート時にスタート脱臭を、運転終了時には送風停止約10分間→送風運転約25分間→弱暖房運転最大10分間→送風運転約10分間という流れで、カビクリーンシャワーを行い、エアコン内部の清潔性をキープします。

 

 

今回は、分解が容易な「霧ヶ峰Zシリーズ」を例に、エアコンのお掃除方法をご紹介しました。
これからの季節、暖房が毎日活躍することになるかと思います。フル稼働させる前にお手入れをし、暖かく快適な毎日をお過ごしください。

 

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