ニクイねぇ!調査隊

“おにぎりブーム”の秘密を探る。
魚と同様、美味いごはんは “活け締め”で!

ニクいねぇ!PRESS 編集部

2015.09.29

昨秋くらいからブームとなっているのが、握らないおにぎり「おにぎらず」。レシピ投稿サイト『クックパッド』では、1000品目超のレシピが公開されているほどの人気ぶりです。とはいえ、やっぱり日本人のソウルフード=“握る”おにぎりも、根強い人気をキープしています。

 

おにぎりは、かつて歴史の大事な局面で、陰の主役として活躍した、という事実があります。かの有名な戦国武将・豊臣秀吉は、主君の織田信長が本能寺の変で討たれた後、天下を取るまでにいくつもの戦いを経験していますが、その局面の陰で、率いる武将や足軽たちにおにぎりを渡し、彼らのやる気を促したという話も残っています。

 

そんなおにぎりについて、テレビのあるバラエティ番組で、非常に興味深い事実を紹介していました。

 

世界広しといえど、素手でごはんをそのまま握り、そのまま素手で食べるという習慣があるのは、日本人だけ。専門家は「それは“炊きたてのごはんを活き締めする”最も有効な方法」であると。

 

さらに、同番組には、老舗おにぎり専門店の女将さんも登場。そもそも、おにぎり専門店があるというのも、おそらく日本だから(もしくは日本人が多く住む地域だから)かもしれませんが、その女将さんはおにぎりについて、以下のように言及していました。

 

「炊きたてのごはんも、そのまま放置していては冷めてしまい、お米からどんどん水分が抜け、形もつぶれ、美味しさが失われていく。そうした劣化を防ぐための秘訣は、ある程度お米とお米の間にすき間を作り、ふっくらとした状態で、外気に触れる外側だけを軽く握ること」であると。

 

つまり、おいしいおにぎりは、ごはんのおいしさを長続きさせる秘訣だったんですね!

 

おにぎりは日本人にとって、いつの時代も人々へパワーを与えるとともに、おいしいごはんの象徴。日本人のおいしいごはんへの飽くなき追求が続く限り、今後もおにぎりブームは続きそうですね。

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