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IoTの意味ってなに? 知っておきたいIT・インターネット用語

文/ニクイねぇ!Press編集部  写真・イラスト/PIXTA

2016.06.10

日々怒涛のごとく増え続ける、新しいIT・インターネット用語。でも、ちゃんと理解するヒマもなく「ざっくりこんな感じの意味じゃない?」と適当にうろ覚えでやり過ごしてしまうこと、あったりしますよね……。そこで今回は『All About』で家電ガイドを務める滝田勝紀さんに、IT・インターネット関連用語の意味をわかりやすく解説してもらいました。

 

── 本当に今さらですが「SNS」の意味から教えてください。

「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略ですね。人と人をネットワーク上でつなぐサービスの総称です。言葉自体の意味を知らなくても『Twitter』、『mixi』、『Facebook』、『Instagram』など、スマホのアプリで使っている人は多く、体感的に使いこなしているのではないでしょうか」

── 確かに、言葉の意味は知らないまま使いこなしているサービスって多いですよね。「ブラウザ」もそのひとつでは?

ブラウザは、インターネットでサイトを閲覧する際に使っているプログラムの種類のことです。まさにいま、コレを読んでいる方が使用しているプログラムですね。かつては、IEと呼ばれる『Internet Explorer』が主流でしたが、いまでは『Firefox』、『Google Chrome』、『Safari』などさまざまなブラウザが使われています。どれが優れている、というわけでもありませんが、それぞれで使える機能が違っています」

── 最近よく聞く「クラウド(サービス)」とは?

クラウドとは“雲”の意味。インターネットの“先”にあるサービスで、『ドロップボックス』、『エバーノート』、『iCloud』などがありますが、要するに、データをパソコン(PC)やハードディスクなど自分で管理せず、サービス側で管理してもらう仕組み。なので、機器を自分で保管する必要がなく、どんな端末からも自由にアクセスでき、スマホ・タブレット・PCのどれからでも自分のデータを引き出せるんです。

子どもの写真や動画を、バックアップのかわりにクラウドで保管している人も多くなりましたね。ハードディスクやUSBメモリーのように物理的な機器がいりませんので、省スペースになる利点もあります」

 

── 次は、「無線LAN(ラン)」と「Wi-Fi(ワイファイ)」を。ふだんからスマホを普通にWi-Fiで使っているのに言葉の意味は知らない、なんて方も多いのでは。

無線LANとは文字どおり、ケーブルを使用せずにインターネット回線に接続する仕組みのことです。そして、無線LANのなかにさまざまな規格があり、Wi-Fiがそのなかでもっとも普及している規格だと理解してください。自宅で無線LANを使用する際は、“無線LANルーター”と呼ばれる機器が必要になります」

── 無線LAN関係では「ホットスポット」という言葉もよく使われますね。

「はい。わかりやすくいうと、カフェチェーンやファストフード店みたいに、Wi-Fiを無料で開放しているお店や場所のことです。最近だと、ホテルのラウンジやファミリーレストランでも使える場合が増えているので、便利ですね」

── 続いて「インターフェース」。なんだかちょっとSFっぽい響きですね。

「コンピュータやスマホ、タブレットといった機器をコントロールするための“接触面”なのですが、そう説明するとわかりにくいですよね。タッチパネルが登場して、スマホやタブレットの操作がずいぶん便利になりましたが、この場合『タッチパネル』そのものがインターフェースになります。要するにインターフェースとは“機器を操作するためのシステム”だと思ってください。

SFっぽい響きは確かにありますね。それはSF映画のなかで、未知のインターフェース技術がよく出てくるせいでしょう。映画『アイアンマン』では、主人公がアイアンマンを制作する際に3Dホログラムを利用したインターフェースを使っているシーンがありますし、そういった技術が今後われわれの生活に反映される可能性は大いにあると思いますよ」

 

── では最後に「IoT(アイ・オー・ティー)」について教えてください。これは正直、言葉からでは内容がまったく想像できないのですが……。

IoTとは、“Internet of Things”の頭文字をとったもので、“モノのインターネット”という技術の話です。世のなかに存在するさまざまな物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信したりすることで、より便利で快適な生活を送りましょう、というものです。

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たとえば、ウエアラブル端末やロボットなども、IoT技術を使って機能を獲得しています。冷蔵庫やテレビといった家電ともリンクすることで、従来にはなかった機能を備えてくるでしょう。今後の動向から目を離せない分野になると思いますよ」

 

おしえてくれた人

滝田勝紀さん

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『All About』の家電ガイド。フリーランスの編集者。モノ情報誌で家電品の担当を約10年以上務める。特にロボット系家電やIoT家電に精通。毎年9月にドイツで開催される世界一の家電見本市「IFA 2015」ほか、海外の家電取材の経験も豊富。

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