実感レポ

自宅から徒歩0分! 子どもとの「庭キャンプ」をおすすめする5つの理由

文・写真/ニクイねぇ! PRESS編集部

2018.11.19

家族みんなで楽しめるアクティビティとして人気の高いキャンプは、日帰りで楽しむ「デイキャンプ」、クルマでキャンプ場に乗り入れる「オートキャンプ」、テント設営が不要で料理なども用意されている「グランピング」など、ここ最近バリエーションが豊富になりました。

自然の動・植物と触れ合うことで、都会育ちの子どもたちにも貴重な体験の機会を与えてくれるキャンプですが、忙しいママやパパにとって、毎回、遠方のキャンプ場まで出かけるのは、スケジュール的にも経済的にも負担が大きいですよね。そこで、もっと気軽にキャンプ気分を楽しむ方法としておすすめしたいのが「庭キャンプ」。文字どおり、自宅の庭にテントを張り、キャンプスタイルで料理をしたり寝泊まりしたりすることです。ちまたでは「庭ンピング」「ニワンピング」と呼ばれ、最近、話題を集めています。

実はこの庭キャンプ、初めて本格キャンプへ行く前の練習になるほか、子連れアウトドアで困りがちな野外トイレの心配もなく、災害時に役立つ防災訓練としての側面もあるなど、思いのほか利点が多いのです。そこで今回は、子どもとの庭キャンプをおすすめする、5つの理由についてご紹介します。

 

 

★庭キャンプ準備編

基本的にはテントがひとつあればOK!

極端な話、庭キャンプはテントさえあれば十分に楽しめます。最近は、小型のポップアップテントなどが販売されていて、それらをパッと広げるだけで、庭キャンプがスタート! ただし家族全員、テントの中で夜を過ごすなら、やはり居住性の高いキャンプ用テントを用意するのがベター。また、キャンプ用テントであってもフロア部分はゴツゴツしているので、テント内に敷くマットなども用意しておくと、さらに快適に過ごせます。

いつもと風景が変わることで、子どもたちは大はしゃぎ。ミニテーブルや飲み物、本など、思いついたものを次々とテントの中に持ち込んで遊び始めることでしょう。親もいっしょになってテントへ入れば、カードゲームやボードゲームで大盛り上がりできること間違いなしです。

また、実際に庭キャンプをしてみると、快適なチェアやテーブル、音楽を聞けるスピーカー、ハンモックなど「あったらいいな」と思うアイテムがたくさん出てきます。そんなときは躊躇せず、自宅からそれらを運び出し、テントの中でゆったりとした時間を楽しみましょう。

それでは、本格的なキャンプにはない、庭キャンプのメリットについて見てみましょう。

 

 

「庭キャンプ」をおすすめする理由①

移動の負担がない

張り切って本格キャンプへ出かけたものの、渋滞に巻き込まれて意気消沈……そんな経験って、ありませんか? そもそも長距離ドライブでは、小さな子どもは機嫌や気分が悪くなりやすく、苦労したことがあるママやパパも多いはず。でも自宅の庭なら、玄関から外に出ればすぐにテントを張れるので、移動距離はゼロ。しかも、交通費はかからないので家計にもやさしいなど、いいことずくめです。

 

「庭キャンプ」をおすすめする理由

忘れ物や準備不足も恐くない

 慣れないキャンプでありがちなのが、忘れ物。いざ料理をつくろうとしたら、食材や食器を忘れていて……なんて悲劇は、よく耳にする話です。そんな場合も庭キャンプなら、サッと自宅に戻り、必要なものを持ってくるだけ。時間はかかりませんし、臨機応変に対応できます。また、寒ければ毛布を、のどが渇いたらドリンクを、といった具合に、天候の変化などにも臨機応変に対応できます。子どもといっしょにアウドドアを楽しむ際に、本当に必要なものもわかるので、キャンプビギナーの練習としてもピッタリです。

 

「庭キャンプ」をおすすめする理由

子どもが自発的にお手伝いするようになる

キャンプは、子どもの自発的な成長を促してくれます。それが顕著に現れるのが、お手伝い。普段は、食事の際にテーブルの前に座るだけなのに、キャンプのときはすすんで「何か手伝おうか?」などと聞いてきます。せっかくのチャンスですから、ぜひ積極的にお手伝いしてもらうように、わざと「子どもが手伝える余地」を残してみましょう。テント設営のサポートや、食器を運んでもらうなど、簡単なことでOKです。年齢に合わせたお手伝いをお願いし、子どもの“手伝いたいという欲求”を満たしてあげてください。

 

 

「庭キャンプ」をおすすめする理由

野外でつくった料理の味は格別

子どもが自発的にお手伝いするきっかけにもなる庭キャンプ。もちろん外での調理には、より積極的に参加したがることでしょう。本格的に炭をおこして味わうバーベキューも楽しいものですが、庭キャンプの場合、いつも使っている調理機器を庭に持ち出すだけでも、アウトドア気分が盛り上がります。

自宅にある卓上用カートリッジガスコンロとフライパンを持ち出して焼きそばをつくり、炊飯器を持ち出して炊きたてごはんでおにぎりを握れば、立派な外メシの出来上がり。子どももお手伝いでき、家族みんなが笑顔になれるメニューを味わえます。アウトドアだからといって凝る必要はなく、屋外で調理し、それを食べるだけでも、いつもの何倍もおいしく感じられますよ。

★美味しいおにぎりを作るコツはこちらを参考に!

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「庭キャンプ」をおすすめする理由

防災訓練としても役立つ

電源の備わるキャンプサイトを除けば、基本的に、電気のない時間を過ごすことになるキャンプ生活。それは一方で、万一の災害時における避難などを想定した、一種の防災訓練としても役立ちます。大規模な災害時は、屋根のある場所に避難できるとは限りません。庭キャンプは“完全に外”のスペースに避難した際のシミュレーションとして、備えるべき衣食住を考えるきっかけにもなります。

特に、屋外のテントで暗い夜を過ごすのは、なかなか得がたい貴重な体験。子どもだけでなくママやパパにとっても発見があるはずです。LEDランタンは思いのほかまぶしい、最新のテントは思いのほか防風性や通気性に優れていて快適……など、スペックだけではわからない道具の良し悪しを体感でき、避難時にどんな道具を持ち出すべきかを考えるヒントになります。

 

 

日常からの離脱を目的とした本格的なアウトドアアクティビティとは異なり、日常生活の延長線上で手軽にアウトドアライフの一端を体験できる庭キャンプ。自宅から一歩外へ出ただけなのに、子どもにとっては貴重な体験となり、ママやパパも、子どもたちの新しい一面を発見できるはずです。

 

最後に、庭キャンプで注意しておきたいことを3つ、ご紹介しておきましょう。

(1)屋外は自宅内にいるときよりも声が響きます。近隣への騒音については十分に配慮しましょう。

(2)炭火など火を使ってのバーベキューは、住宅が密集したエリアでは避けるように。思わぬ強風などで火災につながる危険性があります。また、調理時の煙などは近隣の迷惑になるので十分に配慮しましょう。

(3)冬以外の季節は、基本的に蚊が飛んでいます。虫除けスプレーなどでお子さんをしっかりガードしてあげましょう。

 

安全やマナーにしっかりと配慮した庭キャンプから、まずは気軽にアウトドアライフを始めてみてください!

 

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